本を買うときは大抵、裏表紙の要約を参考にするのですが、今回、想定とはちょっと違う内容で、あまり楽しめなかったなぁ…。軽快な語り口が肌に合わないのかも。
また、相殺駆動機関(相殺航法)と説明されているモノは、加速時の100Gにも達する加速度を相殺するモノですが*1、その100Gもの加速度をどう実現しているのか説明がない、とか…そういうところが気になりました。前作の「マッカンドルー航宙記(isbn:4488693032)」には説明されているのかな。
- 作者: チャールズシェフィールド,Charles Sheffield,酒井昭伸
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2005/10
- メディア: 文庫
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*1:竜の卵/ロバート・L・フォワード に出てきた中性子星の重力を補償するアレのようなモノ、か?