アンリ・カルティエ=ブレッソン展@東京国立近代美術館


善は急げ、ってことで行ってきました。
むむ、どうしてあの瞬間をあの構図で撮れるんだろう…謎だ。
あと、35mmフィルムであの大きさまでプリントしても画質的には十分なのか、と驚きました。いや、最近の機材ではなく、70年以上前の機材で撮影して、ということですが。
さて、気になった作品は以下の通り。

  • カシミール州スリナガル、インド[1948年]
    • 平地とその向こうに雲のたなびく山並みを臨む高台に向こうを向いた(女性?)4名(+子供1名?)。腕を広げてなにやら祈るような人とそれを覚めた目で見上げる人の対比、遠景の山のどこなく神秘的なところ、などが印象に残る。
  • 茶館、北京[1948年]
    • 斜光の中(たぶん朝日)の飯屋の図。立ち上る湯気や食事をする人々の表情など、まるでその場にいるかのような臨場感。
  • アイルランド[1952年]
    • ボーダー・コリーと馬、2人の男を前景に丘陵地帯を写した写真。
  • 紫禁城、北京
    • 霧?のむこうにぼんやり浮かぶ紫禁城と、手前のマスクをした男の怪しげな雰囲気。

天候がイマイチだったためか混雑はそれほどなく、ゆっくり観ることができました。
ただ、今日たまたま、かもしれませんが、結構寒くて上着が欲しかったです。
メモしたい場合は鉛筆を用意しましょう。
うむ、行ってよかったな…ちょっと元気が出てきた。