TGSフォーラム 基調講演

Revolutionのコントローラーに驚かされたので、任天堂のサイトで公開されている岩田社長の基調講演、『東京ゲームショウ2005 TGSフォーラム 基調講演 ゲーム人口の拡大に向けて 〜ゲーム産業に今、何が必要か〜』を見てみました、47分41秒。
いや、真剣にゲーム市場のことを考えているんだなと感動…というか、洗脳されたといいますか(笑)。平易な言葉で語る岩田社長も好印象でした。
講演の中で、FPS*1について触れられていましたが、確かに現行のコントローラー*2では操作上難しいところがある、具体的には、移動は左手側の方向キーまたはアナログスティックで行なえるのですが、体の向きを制御する右手側がどうにも『フィットしない』んです。わたし的には、であって、普遍的かどうか分かりませんが。
例えば、PCで『Quake』をプレイする場合は左手をキーボードのESDF辺りに置いて前後左右の移動を*3、右手はマウスに置いて体の向き*4を制御*5していました。この右手のマウスの代わりがアナログスティックでは、どうも難しい。60deg.程度*6の角度で入力するのはかなりの熟練が必要なのではないか。といいますか、『身体感覚から離れている』。
それがこのコントローラならば何とかなりそうなどころか、ライトセイバー振り回し、まで出来そうです*7
いや、まあ、それはともかく、この講演を見た私はかなりわくわくしてます。少なくとも据置型次世代ゲーム機の中では購入したいと思う程には。
あと、重要なところですが、このワイヤレスコントローラ、本体の電源スイッチが付いてます。ありそうでなかった機能です。

*1:First Person Shooter、一人称視点のシューティングゲームの総称

*2:講演では『クラッシックコントローラー』と表現されていました

*3:親指はスペースバー辺りで、その場ジャンプ♪など

*4:というか、照準

*5:左右ボタンはトリガーや武器持ち換えなど

*6:感覚的なもので、測定していませんが。

*7:実際、そういうゲームをプレイするヒト、のビデオが講演で流れていました